本名・坂口炳五。新潟県生まれ。東洋大学印度哲学倫理学科卒。戦後まもなく発表した評論『堕落論』は「人間は堕落する、堕落することが人間の本質である」という逆説的な主張で時代の空気を鮮やかに切り取り、太宰治・織田作之助とともに「無頼派」の代表作家として知られる。推理小説『不連続殺人事件』でも高い評価を受けた。晩年は薬物依存に苦しみながら旺盛な創作活動を続けた。