梶井基次郎(かじい もとじろう)は、大正〜昭和に活躍した小説の作家です。代表作に『檸檬』、『城のある町にて』、『泥濘』などがあります。
大阪生まれ。東京帝国大学英文科に学ぶ。結核に蝕まれながら、研ぎ澄まされた感覚と詩的な文章で内面の不安や生の感覚を描いた。生前に刊行された作品集はわずか一冊、31歳で夭折したが、代表作『檸檬』は丸善の書棚に一個のレモンを置いて立ち去る青年の鬱屈と高揚を描き、今も多くの読者を惹きつける。短い生涯に残した珠玉の短編は、没後ますます評価を高めている。