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日本文学の豆知識・よくある質問

「夏目漱石の本名は?」「北原白秋の第一詩集のタイトルは?」「江戸川乱歩という名前の由来は?」—— テレビのクイズ番組や国語の授業でよく話題になる、日本文学にまつわる疑問に一問一答で答えます。 気になった作家の作品は、すべて青空文庫で無料で読めます

よく調べられている質問(詳しい解説ページ)

北原白秋の第一詩集のタイトルは?

北原白秋の第一詩集は『邪宗門(じゃしゅうもん)』です。1909年(明治42年)刊行。南蛮趣味と絢爛な官能美をうたい、白秋の名を一躍高めた出世作です。音声検索などで「第一刺繍」と誤変換されることがありますが、正しくは「第一詩集」です。

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夏目漱石の本名は?

夏目漱石の本名は夏目金之助(なつめ きんのすけ)です。「漱石」は漢籍の故事「漱石枕流(石に漱ぎ流れに枕す)」に由来する雅号です。

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太宰治の本名は?

太宰治の本名は津島修治(つしま しゅうじ)です。青森県の大地主・津島家の六男として生まれました。

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森鴎外の本名は?

森鴎外の本名は森林太郎(もり りんたろう)です。軍医としては森林太郎の名で陸軍軍医総監まで昇進しました。

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江戸川乱歩の本名と名前の由来は?

江戸川乱歩の本名は平井太郎(ひらい たろう)です。ペンネームは推理小説の生みの親エドガー・アラン・ポー(Edgar Allan Poe)をもじったもので、「えどがーあらんぽー」→「えどがわらんぽ」という言葉遊びになっています。

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江戸川乱歩の名前の由来は?

「江戸川乱歩」はアメリカの作家エドガー・アラン・ポー(Edgar Allan Poe)の名前をもじった言葉遊びです。「えどがー・あらん・ぽー」を続けて読むと「えどがわ・らんぽ」となり、それを筆名にしました。デビュー作『二銭銅貨』(1923年)から使われています。

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芥川龍之介は何年生まれ?

芥川龍之介は1892年(明治25年)3月1日生まれです。1927年(昭和2年)に35歳で亡くなりました。「龍之介」は本名で、辰年・辰月・辰日・辰刻に生まれたことに由来すると伝えられています。

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芥川賞と直木賞を作ったのは誰?

芥川賞・直木賞は、菊池寛が1935年(昭和10年)に友人の芥川龍之介と直木三十五を記念して設立した文学賞です。菊池寛は文藝春秋社の創業者でもあります。

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日本人で初めてノーベル文学賞を受賞したのは?

川端康成です。1968年(昭和43年)に日本人として初めてノーベル文学賞を受賞しました。受賞記念講演「美しい日本の私」でも知られます。

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樋口一葉の本名は?

樋口一葉の本名は樋口奈津(ひぐち なつ)です。「夏子」とも名乗りました。現在の五千円札の肖像に採用されています。

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小泉八雲の本名は?

小泉八雲の本名(帰化前の名前)はラフカディオ・ハーン(Lafcadio Hearn)です。ギリシャ生まれで、1896年に日本に帰化して「小泉八雲」と名乗りました。

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「小説の神様」と呼ばれる作家は誰?

志賀直哉です。無駄のない簡潔な文体と精緻な心理描写から「小説の神様」と称されました。代表作は『暗夜行路』『城の崎にて』など。

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萩原朔太郎の第一詩集は?

萩原朔太郎の第一詩集は『月に吠える』(1917年・大正6年)です。口語自由詩を芸術的に完成させ、「日本近代詩の父」と呼ばれるきっかけとなりました。

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島崎藤村の第一詩集は?

島崎藤村の第一詩集は『若菜集』(1897年・明治30年)です。「まだあげ初めし前髪の」で始まる「初恋」を収録し、日本近代詩の出発点とされます。

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「ごんぎつね」の作者は誰?

「ごんぎつね(ごん狐)」の作者は新美南吉です。南吉が18歳のときに雑誌「赤い鳥」に発表され、今も小学校国語教科書の定番作品です。

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宮沢賢治が生前に出版した本は?

宮沢賢治が生前に刊行したのは、詩集『春と修羅』と童話集『注文の多い料理店』(ともに1924年)のほぼ2冊だけです。『銀河鉄道の夜』や「雨ニモマケズ」は死後に発見・出版されました。

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宮沢賢治はどんな人?

宮沢賢治(1896〜1933)は岩手県花巻出身の童話作家・詩人です。農学校の教師や農業指導者として働きながら、独自の理想郷「イーハトーブ」を舞台にした童話や詩を書き続けました。生前はほぼ無名でしたが、法華経への信仰と自然への愛にあふれた作品は死後に高く評価され、今も世代を超えて愛されています。

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夏目漱石のデビュー作は?

夏目漱石のデビュー作(処女小説)は『吾輩は猫である』(1905年・明治38年)です。俳句雑誌「ホトトギス」に発表され、当初は一回で終わる予定でしたが、好評のため連載が続きました。飼い猫の視点で人間社会を風刺したこの作品で、38歳の漱石は一躍人気作家となりました。

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芥川龍之介の生涯を簡単に教えて

芥川龍之介(1892〜1927)は東京生まれの大正時代を代表する短編作家です。東京帝国大学在学中に『羅生門』『鼻』を発表して夏目漱石に認められ、歴史的素材を用いた知的な短編で「短編の神様」と呼ばれました。晩年は「ぼんやりした不安」を抱え、1927年に35歳で自ら命を絶ちました。その名を冠した芥川賞は今も日本最高峰の文学賞です。

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志賀直哉の代表作は?

志賀直哉の代表作は、唯一の長編『暗夜行路』、短編『城の崎にて』『小僧の神様』『和解』などです。無駄をそぎ落とした簡潔で正確な文体から「小説の神様」と称され、多くの作家が文章のお手本としました。

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志賀直哉はなぜ「小説の神様」と呼ばれる?その作風は

一語一語に無駄がなく、対象を正確にとらえた簡潔で写実的な文体によります。感情を直接説明せず、人物の動作や情景だけで心理を描き切るその文章は、多くの作家が手本として書き写したほどで、日本語の散文の一つの到達点とされました。

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武者小路実篤の代表作は?

武者小路実篤(1885〜1976)の代表作は『友情』『お目出たき人』『真理先生』などです。志賀直哉らと文芸誌「白樺」を創刊した白樺派の中心人物で、人間肯定と理想主義を掲げ、理想郷「新しき村」を実際に建設したことでも知られます。

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梶井基次郎の本名は?

「梶井基次郎(かじい もとじろう)」は本名です。筆名は使っていません。1901年に大阪で生まれ、同人誌「青空」に発表した『檸檬』で知られましたが、肺結核のため31歳で亡くなりました。読みは「がじい」ではなく「かじい」です。

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北大路魯山人は何がすごい人?

書・篆刻・陶芸・漆芸・料理・美術評論という異なる分野それぞれで一流と認められた総合芸術家です。会員制料亭「星岡茶寮」を主宰し、自作の器に自作の料理を盛って「食器は料理の着物」だと示しました。1955年に人間国宝に認定されるも辞退。漫画『美味しんぼ』海原雄山のモデルです。

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佐藤春夫の詩「あじさい(紫陽花)」とは?

佐藤春夫(1892〜1964)は詩人・小説家で、叙情的な詩と美しい文体で知られます。紫陽花(あじさい)は雨の情景とともにしばしば近代詩歌に詠まれた花で、佐藤春夫の作品にも季節の抒情として登場します。青空文庫では佐藤春夫の詩や小説を無料で読むことができます。

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青空文庫で読めるおすすめの海外文学は?

ブラム・ストーカー『ドラキュラ』、ゲーテ『ファウスト』(森鴎外訳)、カフカ『変身』、ポー『黒猫』『モルグ街の殺人事件』、オー・ヘンリー『賢者の贈り物』などが青空文庫で全文無料で読めます。翻訳作品の名作は「青空文庫で読める海外文学の名作」特集ページにまとめています。

もっと知りたい方へ:作家プロフィール一覧では各作家の本名・生涯・代表作を詳しく紹介しています。 作家年表で文学史の流れをたどったり、青空文庫で読める海外文学を探すこともできます。