永井荷風(ながい かふう)は、明治〜昭和に活躍した小説・随筆の作家です。本名は永井壮吉。代表作に『すみだ川』、『濹東綺譚』、『腕くらべ』などがあります。
本名・永井壮吉。東京生まれ。アメリカ・フランスに滞在した体験を『あめりか物語』『ふらんす物語』に結実させ、耽美派の代表作家として登場した。江戸文化への深い愛着と、近代化で失われゆく東京下町・花柳界の情緒を、洗練された文章で描き続けた。代表作『すみだ川』『腕くらべ』『濹東綺譚』は江戸前の美意識を伝える名作とされる。日々の見聞を綴った日記文学『断腸亭日乗』も貴重な記録として高く評価される。文化勲章受章。