財産を使い果たした青年・杜子春が、仙人の試練を通して「人間らしい暮らし」の大切さに気づく童話です。
唐の都・洛陽で、財産を使い果たした杜子春は、片目の老人(仙人)に二度、莫大な富を与えられますが、そのたびに使い果たしてしまいます。
三度目、杜子春は仙人になることを願い、「何があっても口を利いてはいけない」という試練を受けます。
地獄で馬にされた両親が苦しむ姿を見て、杜子春はつい「お母さん」と叫んでしまい、試練に失敗しますが、仙人は人間らしい暮らしを勧め、物語は終わります。
1920年に雑誌『赤い鳥』に発表された、芥川龍之介の童話です。
作品は青空文庫で無料で読むことができます。