小泉八雲の本名(帰化前の名)はラフカディオ・ハーン(Patrick Lafcadio Hearn)です。1896年に日本に帰化し「小泉八雲」と名乗りました。
1850年、ギリシャのレフカダ島に生まれました。アイルランド人の父とギリシャ人の母を持ち、幼くして両親と別れてアイルランド・イギリスで育ち、19歳でアメリカに渡って新聞記者となります。
1890年、雑誌の通信員として来日。島根県の松江中学に英語教師として赴任し、そこで士族の娘・小泉セツと結婚します。「八雲」という名は、出雲を象徴する古歌「八雲立つ出雲八重垣」に由来します。以後、熊本の第五高等学校、東京帝国大学で英文学を講じました。
各地に伝わる怪談・伝説を英語で再話した『怪談』(Kwaidan, 1904年)は、「耳なし芳一」「雪女」「むじな」「ろくろ首」などを収め、日本の怪談文学の古典であると同時に、日本文化を世界に紹介した名著となりました。青空文庫では小泉八雲の作品を日本語訳で無料で読むことができます。