赤いずきんをかぶった女の子は、病気のおばあさんにお菓子とぶどう酒を届けるため、一人で森の中を歩いていきます。道の途中で出会ったオオカミは、少女から行き先を聞き出し、先回りしておばあさんの家に着きます。
おばあさんになりすましたオオカミと少女の「どうしてそんなに大きな口なの」という問答は特に有名です。グリム版では、通りかかった猟師が二人を助ける結末になっています。
グリム兄弟(ヤーコプ1785〜1863、ヴィルヘルム1786〜1859)はドイツの言語学者で、各地の民話を集めて童話集にまとめました。青空文庫には、楠山正雄訳の『赤ずきんちゃん』と矢崎源九郎訳の『赤ずきん』が収録されています。