出典:青空文庫の図書カード
『神曲』は「地獄篇」「煉獄篇」「天国篇」の三部からなり、詩人ダンテ自身が主人公となって死後の世界を巡ります。人生の道に迷った「私」は、古代ローマの詩人ウェルギリウスに導かれて地獄を下り、煉獄の山を登り、最後は永遠の淑女ベアトリーチェの導きで天国へ至ります。
地獄は九つの圏に分かれ、罪の重さに応じて亡者が罰を受けます。実在の歴史上の人物や、ダンテと同時代の人々が登場するのも特徴で、当時のフィレンツェの政治への批判も込められています。
青空文庫に収録されているのは山川丙三郎の訳で、格調高い文語体で書かれています。読みやすさを重視する場合は、あらすじを先に確認してから挑むのがおすすめです。